ロンリー・宮下遊・水脈「歌詞」
ずっと先のこと呑み込んで
どこまでも待ち続けよう
朝焼け眩む冬の底に
約束も柵も蹴飛ばしてた
あなたは立ち入り禁止の
僕の横を歩いてるから
「もう少し」は一度だけ
君を待ってたのは 茜色
踏切の音も
手に透ける夕陽も
ただ君を困らせる 我儘を言っていた
つらい言葉も正しくて
僕たちは 生まれ変わっても君と話し合う
ただ、いつものように
玩具の癖に永遠の命らしくて
がらくたを残そう
傷跡も届くように
眼の夕暮れも灰になって
今では 明日が霞むから
今日に足をつけ等間隔 君は
手を合わせた はずかしくて
さよなら 僕ら覚えてた
公園に響き 赤らんでく
「代わりに」なんて隠してさ
そこに措いてたのは 茜色
急ぐ風景にさんざめく夜月は
ただ日々を疑わない 退屈をしていたのかな
僕らは見えた 帰れないちっぽけな
街の心臓に 誰もいないけど
ただ、いつものように
見蕩れていたと
子供が追いかけた景色は
見蕩れていたと 子供が追いかけた景色は
走り去った
ゆらり 崩れる ゆらり
ゆらり 崩れる 街角に
言葉は 汚れて
包みあげた袖は触れていた
ひとつ 届かない扉が
影の中で 待ち惚けながら 眠る
眺めていれば 僅かに見えたのは
時計塔 夕焼け 鮮やかな
街の灯りも
夢から醒めた
降りかけた茜色の星がまた見えた
望む未来はただ、いつものように
手足も錆びて 再び射した陽の中に
声は無く、泣く、続く、願いは
世界の外に 置き去りでずっと待ち続けていた
-
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
歌詞 楽曲 宮下遊
Comments
Post a Comment